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活動履歴
2017 中国・杭州大会
期 間 : 場 所 : 参加人数 : |
2017年 6月 7日(水) ~ 9日(金) 中国・杭州 杭州開元名都大酒店 約400名 |
概要
1. アジアファッション連合会(AFF)参加国
AFF Japan 一般 財団法人日本ファッション協会(JFA)
AFF China China Fashion Association (CFA)
AFF Korea Korea Fashion Association (KFA)
AFF Singapore Textile Fashion Federation Singapore(TAFF)
AFF Thailand Thai Garment Manufacturers Association(TGMA)
AFF Vietnam Vietnam Textile & Apparel Association (VITAS)
2. AFFについて
ファッションを生活文化全般と広く捉え、加盟国の相互理解のもと、各国の生活文化の向上を図るとともに、ファッションビジネスを活性化させ、アジアのファッションを世界に発信することを目的に2003年12月に日中韓の連合会として発足。その後、2007年にシンガポール、2008年にタイ、2009年にベトナムが加盟し、今年で15年目を迎える。
3. 大会概要
AFF大会は、生活文化向上の啓発、および参加国の相互理解・交流をベースとしたファッションビジネスの活性化を目的に、2年に一度、加盟国の持ち回りで開催している。
4. トップ会談
6月7日(水) 14:30~17:00 杭州開元名都大酒店, Jiuzhou Hall
日本側が規約改定案を2015年のベトナム・ハノイ大会で提出した後、オンライン上で議論がなされなかったため、今回が実質初めての討論の場となった。
日本は2015年のベトナム・ハノイ大会の合意事項にもとづいて修正した規約改定案を以下のとおり説明した。
● 委員長会議を今後主な行事とする。
● 主催国がファッションショーやセミナーなどの活動についての決定権を持ち、それに参加するか否かは各国の自由とする。
● AFF開催に伴う費用は開催国負担、参加国は渡航費、宿泊費を自国負担とする。
● 次回の対面式委員長会議は、韓国が主催国となり2019年に開催する予定。
それに対し、他5カ国からは従来の規約通どおりにAFFを存続していきたいとの要望等があり、話し合いは平行線となった。また、次回2019年の開催国である韓国は、経費負担も含めて従来どおり実施したいと発言。今後は韓国が事務局となり、引き続きオンライン上で議論することとした。
5. プログラム
(1) オープニングセレモニー 6月7日(水)19:30~20:20 杭州開元名都大酒店, Zheshangh Hall
各国AFF代表挨拶
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AFF China委員長 AFF Japan委員長 AFF Vietnam委員長 AFF Korea委員長 AFF Singapore委員長 AFF Thailand委員長 |
Mr. Zhang Qinghui 平井 克彦 氏 Mr. Vu Duc Giang Mr. Dae Yun WON Mr. David WANG Mr. Thavorn KANOKVALEEWONG |
(2) ファッションショー 6月7日(水)20:20~21:00 杭州開元名都大酒店, Zheshangh Hall
日本を除く、5カ国5名のデザイナーがそれぞれのコレクションを発表。
立派な会場には約400名のAFF関係者及び、中国の報道陣が集まった。奇抜なデザインから慣れ親しんだデザインまで各国それぞれの持ち味で約40分でファッションショーは終了。
中国:Mr. Liu Sicong
Liu Sicongは中国で20世紀のトップデザイナー10人に選ばれる今大注目のデザイナー。2010年にISTITUTO EUROPEO DI DESIGNを卒業し、2011年にイタリアブランド「Paola Franni」にてキャリアをスタートさせる。2012年には自身のブランド「C.COLECTARE」を中国に帰国と同時に設立した。
韓国:Ms. YE RAN JI
2008年にソウルを拠点とするブランド、THE CENTAURを設立。アートスクールでの勉強経験はないものの、Seoul Fashion Week 2009 SSにて初めてコレクションを発表して以来、幾度となくSeoul Fashion Weekにてコレクションを展開してきた。ONTIME SHOWやCHIC、CAPSULE SHOW、ROOMSLINK、WHO’S NEXT、FASHION ASIA AWARDS、D2Mといった数多くの名だたるトレードショーに参加。
シンガポール:Ms. DANELLE WOO
シンガポール出身のデザイナーのDanelleは、2010年末に上海にて自身のブランドである、「Aijek」を設立。上海にてPR会社のマネージャーとして務めていたが、退職し、家のスタジオでAijekを始める。デザイナーとして豊富な知識を得るため、シドニー、ソウル、香港、上海、広州と、あらゆる都市に住居を置いた。オーストラリアのニューサウスウェールズ大学卒業の、秀才派。
タイ:Mr. NATTAKORN KUNKAEW
2010年にバンコク大学の国際経営学を首位で卒業し、翌年2011年には自身のブランド「PATTRIC BOYLE」を設立する。4年後の2015年にはVOGUE主催の「Who’s on next 2015」の1位に選ばれる今大注目のデザイナー。大胆なデザインの中にある上品さとエッジィなスタイルが得意。
ベトナム:Ms. HA LINH THU
1973年に生まれ、15年もの歳月をかけて、自身のブランドである「HA LINH THU」を誕生させた。2006年には自身の名前を用いた新たなブランドを立ち上げ、2012年にはHA LINH THUの中に新たに若い子世代に向けたライン、BLUE DAHLIAをスタート。ハノイに既に3店舗あり、2018年にはハノイの中心地に新たに1店舗構える予定。同時期にメンズウエア、子供服もスタートさせる。