活動履歴

2012 日本-東京大会

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オープニングセレモニー風景

 



期間 :
場所 :
参加人数 :

2012年 7月 17日(火) ~ 20日(金)
日本 ・ 東京国際展示場 他
セミナー約490名、ファッションショー約250名、レセプション・パーティー約180名

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概要

1. アジアファッション連合会(AFF)参加国

   AFF Japan 一般 財団法人日本ファッション協会(JFA)

   AFF China  China Fashion Association (CFA)

   AFF Korea  Korea Fashion Association (KFA)

   AFF Singapore  Textile Fashion Federation Singapore(TAFF)

   AFF Thailand  Thai Garment Manufacturers Association(TGMA)

   AFF Vietnam  Vietnam Textile & Apparel Association (VITAS)

2. AFFについて

 ファッションを生活文化全般と広く捉え、加盟国の相互理解の下、各国の生活文化の向上を図ると共に、相互ファッションビジネスを活性化させ、アジアのファッションを世界に発信することを目的に2003年12月に日中韓の連合会として発足。その後、2007年にシンガポール、2008年にタイ、2009年にベトナムが加盟し、今年で10年目を迎える。

3.  大会概要

 AFF大会は、生活文化向上の啓発、および、参加国の相互理解・交流をベースにファッションビジネスの活性化を目的とし、年に一度、加盟国持ち回りで開催している。
 第9回大会は、「アジアから世界へ」をテーマに、“アジアンクリエイション”の魅力をご紹介するとともに、日本最大のファッション・トレードショーであるJFW-International Fashion Fairと連携し、グローバルビジネスの展開が期待できる環境整備にも取り組んだ。 本大会では、各国の伝統や生活文化を背景に持ち、現在のスタイルへと昇華された“アジアンクリエイション”を披露するファッションショー、日本を代表するファッションエキスパートによるセミナー、情報交換や人的交流促進を図るレセプション・パーティーを実施。併せて、JFW-International Fashion FairにAFFゾーンを設け、日本が誇るテキスタイルの展示、および、AFF加盟国のメンバー企業やデザイナーによる合同出展を行った。
 また、海外からの参加者には、産業視察として、株式会社サンエー・インターナショナル、文化学園国際交流センター訪問を企画実施。産学両面から日本におけるファッションの現状を視察した。

<今大会の後援団体・企業> (順不同)
経済産業省、 中華人民共和国駐日本国大使館、 駐日韓国大使館 韓国文化院、シンガポール国際企業庁、 タイ国大使館商務参事官事務所、 ベトナム社会主義共和国大使館、日本商工会議所、 東京商工会議所、 一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会、一般社団法人日本ファッション・ウィーク推進機構、 一般社団法人日本テキスタイルデザイン協会、繊研新聞社

4. トップ会談

7月17日(火) 15:00~17:30 Grand Pacific Le Daiba Hotel 29F 会議室 虹

 相互交流・理解の段階を経て、今後、ビジネス振興へと活動を発展させる取り組みについて昨年に引き続き検討した。初段階として昨年に立ち上げたAFFオフィシャルサイトは、“ファッション産業振興”と“生活文化向上”両面の更なるコンテンツ拡充に努め、併せてSEO対策等、サイトのPR強化も図ることとなった。また、アパレル・ファッション分野のビジネス促進については、海外展開の環境整備を進め、その機会の拡大を目指すこととなった。ついては、これらの取り組みを着実に前進させるため、事務局レベルのワーキンググループを創設し、具体策を検討する。まずは、日本とタイが中心となり、ワーキンググループ設置に向けた詳細を協議することが決定した。
 次回の大会は、シンガポールが主催国となり2013年5月中旬、シンガポールにて開催する予定。

5. プログラム

(1) オープニングセレモニー
7月18日(水) 10:20~10:40 東京国際展示場 西展示場 4階 (JFW-IFF会場内)

主催者代表挨拶
来賓挨拶
各国AFF代表挨拶

 

 

 

日本ファッション協会 理事長
経済産業省 商務情報政策局
AFF Japan委員長
AFF China委員長
AFF Korea委員長
AFF Singapore委員長
AFF Thailand委員長
AFF Vietnam委員長代理

馬場 彰
審議官 今林 顯一 氏
平井 克彦
Mr. Dangqi LI
Mr. Dae Yun WON
Mr. David WANG
Mr. Sukij KONGPIYACHARN
Mr. Nguyen Van TUAN
主催者代表 日本ファッション協会 理事長 馬場 彰より

  • Mr. Baba本日は、お忙しい中、アジアファッション連合会日本大会のオープニングセレモニーにご参集いただき、誠にありがとうございます。中国、韓国、シンガポー ル、タイ、ベトナムの、アジアファッション連合会加盟国から、遠路はるばるおいでいただいた、多くの皆様を心からご歓迎申し上げる。さらに、この日本大会 開催に向けての加盟国のご支援、ご協力に深く感謝を申し上げる。
  • このアジアファッション連合会は、日本ファッション協会の中心事業として、2003年に発足した。当初、中国、韓国、日本の三カ国でスタートしたが、その 後、シンガポール、タイ、ベトナムからのご参加をいただき、現在は6カ国で、セミナー、人材育成のためのファッションショー、交流レセプションや、生活文 化の相互理解のための視察などの活動を行ってきた。
  • 今回の東京大会は、7年ぶりの日本開催となり、このようにJFW-インターナショナル・ファッション・フェアの会場をお借りしての開催となった。 6カ国デザイナーによるファッションショー、日本のファッションビジネスについてのセミナーなど、魅力的なイベントが多数予定されているので、存分にお楽 しみいただきたい。
  • 最後に、このアジアファッション連合会日本大会の開催にあたり、JFW インターナショナル・ファッション・フェアを運営されるジャパンファッションウィーク推進機構ならびに繊研新聞社の皆様には大変お世話になり、この場をお借りしまして厚くお礼申し上げる。
  • 今回のアジアファッション連合会日本大会が、盛況かつ有意義な催しとなるよう祈念し、開会のご挨拶とさせていただく。
来賓 経済産業省 商務情報政策局 審議官 今林 顯一氏より

  • Mr. Imabayashiアジアのファッショントレンドセッターであるここ東京で、第9回アジアファッション連合会 日本・東京大会が開催されることを心からお喜び申し上げるとともに、馬場理事長始め、日本ファッション協会事務局の皆様のご尽力に敬意を表す。
  • 今回は第3回目の日本での開催であり、国内外の産業界からの期待も非常に高まっていると感じる。日本のファッション産業は、“クール・ジャパン”を代表し、最重要の産業分野の一つと認識している。
    また、本大会のようにアジアの国々の様々なファッションを相互交流させることは、それぞれの独自性を見つけ直す機会を若いデザイナーにも提供することができ、大変意義が深いと感じている。
  • 日本のファッションはアジアにおいて雑誌の売上も大きく関心も高く、ファッション・アパレルのブランド化、海外展開に対して高い期待を持っている。このた め、政府としても“クール・ジャパン”戦略の下、我が国中小企業やクリエイター等のシンガポール、インド等のアジアを中心とした新興国への海外展開支援な ど我が国ファッション産業の国内外販路拡大のための各種施策を実施し応援しているところである。また、今年3月24日には、枝野経済産業大臣自ら“銀座ラ ンウェイ”というイベントに参加し、銀座という街の魅力や、デニム産地とデザイナーの連携を海外に向けてPRした。このような日本の強みを内外に発信して いく取組を今後も一層強化していく。
  • 皆様方の成功と、ますますの御活躍を祈念し、ご挨拶とさせていただく。

AFF日本 平井委員長より
Mr. Hirai

  • 本日は、アジアファッション連合会日本大会に、内外から多くの方々のご参集をいただき、誠にありがとうございます。また、ご後援頂いた、経済産業省、在京 の中華人民共和国大使館、大韓民国大使館文化院、シンガポール国際企業庁、タイ王国大使館商務参事官事務所、ベトナム社会主義共和国大使館、及び日本商工 会議所、東京商工会議所、日本アパレル・ファッション産業協会、日本ファッション・ウィーク推進機構、日本テキスタイルデザイン協会、繊研新聞社の皆様方 に、心から厚くお礼を申し上げる。さらに、この日本大会開催に向けて全面的にご協力いただいた、加盟国事務局ならびに関係者の皆様にも、心から感謝を申し 上げる。
  • 我々、アジアファッション連合会は、東アジア各国の相互交流・相互理解をベースに、各国の生活文化向上とファッションビジネスの振興を図り、更にアジアのファッションを広く世界に発信していこうという想いを込めて発足し、順調に発展した。
  • 年次行事のAFF大会については、2003年の東京での発足会以来、今回で第9回目を迎える。
  • 各大会は、加盟国間の交流や理解を深める場として、また、次代のファッション産業を担う人材の発掘や支援を推進する場として、重要な役割を果たし、いずれ も大きな成功を収めてきた。昨年、“アジアからの発信”をテーマに行われた韓国大会で、更に大きな手応えを得ることができたことは、記憶に新しい。
  • 今回の日本大会では、韓国大会からの流れを受けて、引き続き「アジアから世界へ」をテーマとし、より6カ国のビジネス交流、そしてアジアファッションの振 興、世界への発信に資する大会にしたいと考え、様々な工夫をしている。先ずは、“アジアンクリエイション”の魅力を紹介する各国期待のデザイナーによる ファッションショーや、ショーで披露される作品の展示ブースの設置。ついで、普段ではなかなか拝聴できない講師陣による、ファッションビジネス・セミ ナー。また、グローバルビジネスへの展開を期待して、このJFW インターナショナル・ファッション・フェアの会場をお借りし、アジアファッション連合会参加国からの合同展示ブースを、デザイナー・ブースの横に用意する ことでビジネス支援に繋げている。併せて、日本が誇るテキスタイルの数々を紹介している。各パートにご参加いただき、是非とも日本大会をご堪能いただきたい。
  • 最後に、この第9回アジアファッション連合会日本大会をお楽しみいただくとともに、これからのアジアファッション連合会の活動に対し、より一層のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げる。

AFF中国 李委員長より

  • Mr. Li中国委員会名誉会長である杜鈺洲、前委員長の王慶、そして中国代表団全メンバーを代表して、東京大会の開催を心からお祝いする。
  • アジアファッション連合会は創立以来、東洋の文化を進歩させ、アジアのファッション産業の力を育む活動に取り組んできた。経済のグローバル化と文化の多様 性が並存する現代世界において、伝統文化を継承しつつ刷新し、現代の生活と伝統を結びつけることが我々の中心的な活動である。日本はアジアの先進国であ り、東京はファッションの中心地。優れたファッションデザイナー達が象徴するように、80年代以降、日本のファッション産業は、伝統文化の継承、発展、革 新を追求し、著しい成果を上げてきた。日本のファッション産業を成長させるだけでなく、欧米の影響下にあったファッション界に新しい発想をもたらした。こ れは、将来有望なアジアの国々が学ぶべき貴重な経験である。
  • 我々が言う東洋文化の促進とは、単なる過去への回帰ではない。優れた東洋の精神や哲学、信仰、知恵を開花させることが重要。扉を閉めて壁を築き、偏狭な “ナショナリズム”を推し進めるのではなく、開かれた心であらゆる挑戦に臨み、柔軟な姿勢で革新的に考えることこそが、アジアのスタイルである。アジアの 特徴を取り入れた新しいファッション文化の創造、豊かな文明、そして類の発展に貢献する。
  • また、アジアファッション連合会は、全ての加盟国に情報発信の場を提供する。本日は、6カ国のデザイナーが、伝統文化をいかに理解し、解釈したのかを、創 造的なデザインによって披露する。素晴らしい精神の発露が見られることだろう。アジアファッション連合会中国委員会は、優秀なデザイナーであり同委員会主 席団の一員でもある張志峰氏を推薦した。今回は彼のブランド、NE・TIGERの最新コレクションが発表される。張氏は、長らく中国の伝統文化を探求し、 伝統的な職人芸を守るために多くの優れた成果を上げてきた。
  • 私は、今大会のために東京を訪れ、皆様にお会いできとても興奮している。26年前、客員教授として東京で働き、学んできたので、この洗練された魅力的な都市に特別な思いがある。
  • 全員の協力によって、この大会は必ずや成功を収めるだろう。

AFF韓国 Dae Yun WON委員長より

  • Mr. Won第9回アジアファッション連合会東京大会が、今年、日本で開催されることをお祝いする。昨年の大地震にもかかわらず、このイベントを周到に準備してきた皆様の意欲に賛辞を呈す。皆様の途方もない努力により、あの悲劇をこれほど賢明に乗り越えられたことに驚かされている。
  • 現在、世界的な景気後退により、だれもが直接的、あるいは間接的に厳しい時期を経験している。ご存知のとおり、ファッション業界は他の業界以上に輸出ビジ ネスと国内市場に敏感である。この不況が終わるまで、ただ座して待つわけにはいかない。韓国ファッション協会の委員長として、私はいつの日か“アジアの時 代”が到来すると述べてきた。アジアファッション連合会の各国は、それぞれ独自の文化と産業基盤を持っている。今こそ“アジアンファッション”が持つ真の 力を発揮する時である。
  • アジアファッション連合会の全メンバーが、アジアンファッションの次のステージへ向けて交流を深め、協力し合うことを願う。共通のゴールへ踏み出そう。
  • アジアファッション連合会のメンバー全員のご多幸を祈る。また、この素晴らしいイベントを開催してくださったことに改めて感謝する。

AFFシンガポール WANG委員長より

  • Mr. Wang今年の大会が東京で、日本の名誉あるJFWインターナショナル・ファッション・フェアと共催されることを光栄に、また、とても嬉しく思う。
  • アジアファッション連合会加盟国の代表デザイナーたちは、今年のファッションショーで、“アジアンスタイル”とは何かを披露すべく努力してきた。彼らは共 に、最新の個性的なデザイン、広大で豊饒なアジアの文化を反映しつつ、ニューヨークやロンドン、ミラノといった都市でも通用するクリエイションを見せてく れるでしょう。
  • シンガポールでは現在、ユニークな若手デザイナー育成プロジェクト“Parco next NEXT”が進められている。これは、将来性のある若いデザイナー育成のため、シンガポール政府とパルコシンガポール店を介した日本パルコが支援し、販売 スペースと研修の機会を提供するプロジェクトである。
  • アジアファッション連合会によって、加盟国により多くの協働の道が開かれることを願っている。
  • この大会の成功を祈る。

AFFタイ KONGPIYACHARN委員長より

  • Mr. Sukijアジアファッション連合会タイ委員会を代表して、この素晴らしいイベントを主催された日本委員会にお礼を申し上げる。
  • アジアファッション連合会は、世界経済で重要な役割を担う6カ国が加盟している。中国、日本、韓国は経済大国であり、シンガポール、タイ、ベトナムは ASEANの加盟国である。総人口6億に達するASEAN経済共同体(AEC)が2015年に創設されると、ASEANはよりダイナミックな存在になる。 アジアファッション連合会の加盟国間で、既に自由貿易協定が結ばれていることは注目に値する。ASEANに中国と日本、韓国を加えたASEAN・プラス3 により、各国間の貿易と投資がより容易になるだろう。今こそ、アジアファッション連合会加盟国の民間部門がネットワークを構築し、業務提携を強化し、自由 貿易協定の利点を活用するチャンスである。加盟国6カ国はそれぞれ異なった可能性を秘めている。各国の違いを利用して、お互いをサポートすることが非常に 重要。共通の目標、共通のゴールがあれば、全ての加盟国が成功を掴むことができるだろう。
  • 世界経済を牽引するグローバルなファッション産業で、アジアは重要な役割を果たしている。
  • 目的を達成するためには、国の枠組みを超えた活動を、より多く行う必要がある。2カ国間であれ多国間であれ、確固とした協力関係を結ぶことが重要。最近、加盟国の情報と活動を紹介し、宣伝する媒体として、タイがアジアファッション連合会のウェブサイトを制作した。
  • ファッション業界に関するニュース、イベントの最新情報、ファッション関連のショッピングエリア、ライフスタイル、文化体験ができる場所などの情報を掲載 することで、アジアの主要な6カ国のファッションやライフスタイルを学び、理解することができる。加盟国間の協調と協働は、私たちの地域を大いに豊かに し、良い影響をもたらすだろう。
  • アジアファッション連合会のメンバーとして、タイ委員会は“アジアンクリエイション”を世界に披露するために共に歩き続けていくことを、この場を借りて皆様に約束する。
  • 最後に、この特別なイベントに参加するすべての方々のご多幸をお祈りする。

AFFベトナム TUAN委員長代理より

  • Mr.-Tuanこのすばらしい日に、第9回アジアファッション連合会大会が「アジアから世界へ」というテーマのもと、JFWインターナショナル・ファッション・フェアと 共催で、日本の首都・東京で開催される。Vietnam Textile and Apparel Association(VITAS)を代表し、アジアファッション連合会のメンバーとしてこの大会に参加できたことは最高の喜びであり、光栄に思う。
  • アジアファッション連合会は、加盟国間で協力しつつアジアのファッション資源を活用し、世界へ輸出する際の付加価値とすることを目的にしている。これま で、アジアファッション連合会は多くの有意義な活動を行い、メンバーに利益をもたらし、人々の注目を集めてきた。私たちVITASは、6番目のメンバーに なれたことを誇りに思う。
  • 近年、世界経済は多くの困難に直面しており、ベトナムも例外ではない。とはいえ、政府や企業、人々の努力により、ベトナムの繊維・服飾産業は、今もめざま しい発展を遂げている。取引高は2010年には15%、2011年には25%増加し、総輸出額は2010年に125億米ドル、2011年に158億米ドルに 達した。これは世界第5位で、日本はベトナムにとって重要な市場である。この成果の一部は、国内のファッション・デザイン部門によるものだが、ベトナムの 繊維・服飾産業は、まだその多くをCMT(裁断、縫製、仕上げ)とOEM(相手先ブランド製品製造)に依存しており、ファッションとデザインによる利益は 多くない。
  • ファッションとデザインの役割は、生活のための美の創造、繊維・服飾の発展の牽引、付加価値の創出、労働者の収入の増加にある。ベトナムの繊維・服飾産業 にとって重要なのは、グローバルなサプライチェーンと密接に結びつき発展することだが、規模と能力が十分ではない。産業自体の未成熟さに加え、研究開発や 指導者、設備の不足が制約となっている。
  • アジアファッション連合会への加盟によって、パートナーから学ぶ機会をより多く得られるだろう。
    また、私たちは常にオープンな姿勢で相互利益のために協力し、より良い生活と美しい世界を目指していく。
  • 大会の成功、皆様の健康と繁栄、成功をお祈りする。

 

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(2) ファッションショー
7月18日(水) 10:40~11:20 東京国際展示場 西展示場 4階 (JFW-IFF会場内)

 加盟各国にて将来を嘱望されるデザイナーによるファッションショー。今回は、昨年の韓国大会の流れを引き継ぎ、「アジアから世界へ」をテーマに各国の伝統や生活文化を背景とし、現在のスタイルへと昇華させた“アジアンクリエイション”を披露。各国の選抜デザイナーは、自身のアイデンティティを尊重し、豊かで繊細な感性によって創り上げたコレクションそれぞれ14~15点を発表、計90点がランウェイを彩った。

パレードショー
7月18日(水) 14:45~15:05 東京国際展示場 西展示場 1階・4階 (JFW-IFF会場内)

 aff_pa更に、より多くの人にご覧いただけるようJFW-IFF会場内にてパレードショーを同日に実施。総勢24名のモデルが、各国のコレクションを纏い大会場を優雅に練り歩く様子は、来場者の注目を集めた。
 また、JFW-IFFにAFFコレクションコーナーを設け、アジアンクリエイションを支えるデザイナーとして作品を展示すると共に商談に臨んだ。

 

 

参加デザイナー
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江角 泰俊
【プロフィール】

2010年にブランドYasutoshi Ezumiをスタート。コレクションを提供すると共に、ファッション/テキスタイルデザイナー、アートディレクターとしても活動。JFW主催の第3回 SHINMAI Creator’s project に選出。2011AW より東京コレクションにて発表。
1981年広島生まれ。ロンドン、セントラルセントマーティンズ美術学校ファッション&テキスタイル科卒業。アレキサンダーマックイーン等コレクションブランドで経験を積む、2008 SS / AW アクアスキュータムにてニットウェアデザイナーを務める。
【ブランド/コレクションコンセプト】
理 / LOGIC
事象、現象、生活、社会、文化、環境の中にある理の中から焦点を絞り、その物、事、摂理、物理に対して考察、実験、研究をする中でデザインを行い、理由のあるデザイン、結果としての形、色、質感を導きだす。

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China_ZHIFENG-ZHANGAFF China

張 志峰
【プロフィール】
NE・TIGE創設者。
中国カラートレンド協会副会長、AFF中国委員会幹部も務める。
中国初の高級ブランド創設者として知られ、ノーブル、上品、セクシーなスタイルをクリエイションする。
【ブランドコンセプト】
1992年創立の中国のラグジュアリーファッションブランド。
中国の文化と伝統を受け継ぎ、古代と現代の調和、中国と西洋の融合をデザインの柱とし、中国の高級文化の回復や高級ブランドの台頭に尽力する。
高級オートクチュールブランドは、Huafu(中国文化や歴史の本質や精神を表す言葉)。
中国民族衣装もHuafuと呼ばれる。

 

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portrait_KoreaAFF Korea

DOII LEE
【プロフィール】
2008年にブランドDoii設立。
2002 年、ロンドン、セントラルセントマーティンズ美術学校アート&デザイン科卒業。同年、The 10 Best Graduates of Central St . Martins2002 に選ばれ、Fashion in Motionで展示・ショーを行う。卒業後、パリの Johg Galliano Studio, Kenzo Studioで働く。
更に、Defile studioにてアートディレクターAntonio Marrasと共に働く。現在は、ロンドンに拠点を置くが、ソウルコレクションにて毎回発表。
【ブランドコンセプト】
2008年にブランドDoiiをスタート。印象的な素材と装飾で、クラシック且つ女性らしさを表現。女性を魅了する上品で人目を引く、オリジナリティー溢れる作品は、韓国の最高級オートクチュール・スタジオにて生産。洗練さとグラマラスさを求める自立した女性のブランド。
クラシック、フェミニンシェイプ、人目を引くファブリックや装飾を融合させ、輝きのあるラグジュアリーな作品をクリエイションする。美と新しさをデザインに求め、魅力的なオリジナル
ラインを追及する女性に届ける。

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ALFIE LEONG
【プロフィール】
2010年にブランド AWOL設立。
シンガポールデザイナーコンテスト優勝(1995年)、日本・中国でもファッションコンテストで受賞し、ラッフル・ラサール・スクール・オブ・デザイン奨学金を獲得。
【ブランド/コレクションコンセプト】
All Walks Of Life(あらゆる階層の人々)を意味する。オリジナリティーと洗練されたスタイルを探求し、質の良いファブリックと、技巧を凝らしたディテールを連結させたラインを創造。時代や流行にとらわれず、東洋と西洋の融合にこだわりを持ち、ライフスタイルをデザインに反映させる。
2012-13年F/W:Opposite Lives、AWOLの2012-13年F/Wのテーマは“Opposite Lives”。様々な役割を演じながら生きる現代の女性達。キャリアウーマンであり母親でもある多才な彼女達の中には、力強さと女性らしさが同居する。プリントシルクにゴールドのシープレザーとゴートファーを合わせたレディースウェアや、レザーのタキシードの襟をあしらったロングプリントドレスとジャケット、ベルト付きファーベスト、キルトの重ね着コートとスパンコールパンツなど、オリジナルのデザインを提案。

 

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TIPAAPHONG POOSANAPHONG
【プロフィール】
パリのthe Haut Couture ateliersで経験を積み、07年にTIPAAPHONG POOSANAPHONG をスタート。06年Visual Arts New York Advanced Jewelry Making 卒業。06-07年バンコクのプレタポルテ Theaterにてアシスタントデザイナー。03-04年パリのPierre et Gillesにてコスチュームデザイナー、兼、写真家アシスタント。2000-03年Emanuel Ungaroにて美的コンサルタント、モデル手配。Atelier de Haute Coutureにてプレタポルテアシスタント。2000年Jean-Charles de Castelbajacインターン。
【ブランド/コレクションコンセプト】
都会に住む女性の日常を提案。芸術からインスピレーションを受け、職人技を施し豪華に仕上げるプレタポルテは、古典的なシルエットに美しく個性的なディテールを組み合わせる。今回のテーマは、Romantic Rhythms。タイ伝統舞踊のリズミカルで流れるような動きがモチーフ。洗練と優雅の中に官能性をストレートに表現する女性のためのデザイン。パステルカラーをメインに、肌とシースルーを際立たせ、スパンコールやビーズのきらめきも目を引く。生地はシルクオーガンザ、シフォン、コットン、ジャカード。身体のシルエットを強調しつつ、Phuang Malai(タイの花輪)をイメージしたレイヤーとギャザーでボリューム感を演出。職人的な手作業による品質の高さ、刺繍とクローシェ編みが特徴。

 

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HUYNH HAI LONG
【プロフィール】
University Theatre Cinema 卒業。
ファッションデザインコンテスト Collection grand prix Contest 2009, New Color 受賞(ベトナム)
Media award・Young Talents Award 受賞(中国)
【ブランド/コレクションコンセプト】
友人の名前を掛け合わせたブランド名を持つHULOS PRIVEは、女性にラグジュアリーなクリエイションを提供する。
今回のコレクションテーマは、FLY TO THE EAST。
生活の更なる発展は、西洋から多くの新しい文化を学び、交流し、受け入れるチャンスをもたらすだろう。しかし、不幸にも伝統的価値が忘れられようとしている。
今コレクションは、若い世代が伝統的価値を保ちながら、その真髄を時代や世界との調和の中に広めてもらいたい、伝統文化の美しさを呼び覚ましたい、というメッセージを表現している。

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(3) セミナー
7月18日(水) 13:45~16:45 東京国際展示場 Conference Tower 1F Reception Hall B
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セミナー全体風景

 

 今回は、日本が誇る“ファッション・クリエイション”、“ファッション・ビジネス”、“テキスタイル”の3分野について、それぞれを代表するエキスパートが講演した。
 また、JFW-IFFに設けたAFFゾーンにテキスタイルコーナーを設置し、講演で紹介された日本の様々なテキスタイルを展示した。

第1部 「TSUMORI CHISATOを語る」
対 談 : aff_sp_001津森 千里 × インタビュアー 繊研新聞記者 青木 規子
内 容 : 日本を代表するデザイナー津森千里氏を迎え、デザイナーを目指したきっかけや、もの作りの原動力、社会におけるデザイナーの役割などの話を伺いながら、ツモリワールドの魅力を紐解いた。
要 約 : aff_sp_001bガーリィでセクシー、大人のためのファンタジーが溢れるハッピーなテイストを提案し続けるTSUMORI CHISATO。そのデザインのアイディアソースは、日々の生活にある。面白そうなネタは至る所に転がっていて、アンテナを張ってさえすれば、日常からコレクションを生み出すことも可能。ピンときたことを形にするのがデザイナーの仕事である。
ブランド最大の持ち味は、かわいいの分量感。女性の変身願望や少女性を巧みに汲み取り、デザインに落とし込むそのクリエイションは、幅広い年齢層からの支持を得ている。デビューから22年を経て、現在では共にショップを訪れる親子もあるほどだ。長きに渡りものづくりを続けてきた原動力は、デビュー当時から変わらず、自分のスタイルを世の中に出したいという思いに尽きる。自身のクリエイションが皆を楽しませ、幸せにすることに満足感、充実感を覚える。
自身のテイストが定まらず試行錯誤する若手デザイナーには、デッサンという作業を大切にしてほしいと思う。シャツのデザインをする場合でも、ボトムスまでを描き、全体感を把握することで自分のスタイルが確立していくだろう。また、素材を熟知することも重要である。グローバル展開やビジネス拡大を図るにあたり重要な点は、チームワークを重んじ、バランス感覚を養うこと。デザイナーのテイストや匂いをしっかりと商品に乗せたものづくりを続けてほしい。

第2部 「世界における日本のアパレル・ファッション産業」
      -その市場特性とアジア共生の方向性-
講 師 : aff_sp_002一般社団法人日本アパレル・ファッション産業協会 理事長
繊維ファッション産学協議会 理事長
株式会社オンワードホールディングス 代表取締役会長兼社長
株式会社オンワード樫山 代表取締役会長
内 容 : 日本のアパレル・ファッション産業について、その市場特性を詳説し、更にアジア共生の方向を提示した。
要 約 : aff_sp_002bファッションビジネスにとって日本市場は、消費者数やその購買力が依然として世界のトップレベルであるため重要度が高いと言えるが、品質や感性に対する要求水準が非常に高く、消費者から支持を得ることは容易ではない。その市場で勝ち続けるには、消費者のニーズを把握するだけでなく、アパレル産業を取り巻く環境の変化にも注意を払うことが必要で、現在では、服飾雑貨を広く包含し、アパレルとのトータルバランスを重視した販売展開がブランドの価値を高めるカギとなる。流通形態においては、Eビジネス、アウトレットモール、駅ビル等の台頭により構造が多様化、これまで最大規模を誇る販路であった百貨店も引き続き重要チャネルではあるものの、新たな業態がアパレル市場の成長をけん引していくことだろう。
日本市場に参入する際は、日本の特徴的な取引形態である「買取仕入」、「委託仕入」、「消化仕入」のメリット・デメリットを把握し、個々の状況に沿った対応が要る。更に、日本人消費者は、高いファッション感度や品質への強いこだわりを持つと共に、価格の納得感を選択基準として据えているため、ファストファッションとラグジュアリーブランドを器用に着こなすという特徴もある。また、季節の移ろいに機敏に対応した商品を好む傾向があるため、きめ細かい商品企画は不可欠。
アジア全体を見渡すと、経済成長に伴ってアパレル・ファッション商品は、実用品の域を超え、感性に訴えた品々の需要が顕在化することは確実である。各国・各地域では、それぞれの歴史や伝統、文化、技術などを背景に、時代性を備えたアジアンファッションを創造し、西洋一辺倒でない新たな中心軸を形成するようになるだろう。アジアンファッションが、世界のファッション市場をより多彩で豊かなものに変えていく時代は、目前に迫っている。

第3部 テーマ : ものづくり、アジアからの発信 -Japan Textileの未来-
講 師 : aff_sp_003わたなべ ひろこ
多摩美術大学名誉教授
一般社団法人日本テキスタイルデザイン協会 会長
NPO 法人国際テキスタイルネットワークジャパン 代表
日本フィンランドデザイン協会 理事
世界絞りネットワーク 幹事
内 容 : 真のものづくりの重要性、また日本のテキスタイルが世界に発信する メッセージを紹介。
講演中に紹介した日本特有のテキスタイルの数々は、JFWインターナショナル・ファッション・フェアと連動し、AFFブース内にテキスタイルコーナーを設け展示。講演との相乗効果を図った。
要 約 : aff_sp_003b21世紀は、アジアの時代と言われているが、それを私たちは本当に自覚しているのだろうか。私たちは、アジア自身を問い直すと共に、それぞれの歴史や伝統文化、生活の在りようなどを振り返り、アジアの自立を再考する時期を迎えている。
ものづくりにおいては、それぞれの国や地域固有の文化や風土により培った感性や技術を大切にしたクリエイションでアジア独自のブランドを発信すると共に、新しい時代に対応する知恵と力を持たなければならない。
中でも繊維分野は、伝統的なものから最新テクノロジーを駆使したもの、生活の末端にあるものから宇宙開発を担うものまで、多種多様に存在し、更なる可能性も帯びている。テキスタイルについても夢が広がっており、デザイナーやメーカーは、自身の取り組みが、繊維産業を支える重要な基盤であるとの誇りを持ち頑張っている。
真のものづくりの使命を忘れず、人間らしい生活を営むための志を失わず、「アジアから世界へ」の新たな発信を皆さんと一緒に進めていきたい。

(4) レセプションディナー
7月18日(水) 18:00~20:00 東京国際展示場 Conference Tower 1F Reception Hall A
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乾杯の発声 AFF日本 三宅副委員長

 

 AFF日本委員会三宅副委員長の挨拶後、来賓のベトナム大使館商務参事官グエン氏、AFF正副委員長、主催者代表による鏡割りにて開会、意見・情報交換等を通して参加者間の交流が活発に行われた。
 今回は、“歓迎セレモニー”として多摩美術大学和太鼓研究会鑓水太鼓による和太鼓演奏、日本フラワーデザイナー協会講師小松弘典氏によるフラワーアレンジメント・デモンストレーションを実施。躍動感溢れる和太鼓の演奏は、レセプションを盛り上げ、フラワーアレンジメント・デモンストレーションでは、和をモチーフにした作品が人々を魅了した。更に、完成したアレンジメントフラワーをAFF発足に中心メンバーとして携わり、これまで会の発展に貢献してこられたAFF中国の杜名誉委員長に贈呈。その後、杜名誉会長から祝辞を賜り、10年に渡るAFFの歴史を振り返った。
 最後に次回のAFF大会開催国としてホスト役を務めることとなったAFFシンガポールDavid WANG委員長が閉会挨拶を行い、大会初日が幕を閉じた。

 

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多摩美術大学和太鼓研究会鑓水太鼓による和太鼓演奏

 

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日本フラワーデザイナー協会 講師 小松弘典氏によるフラワーアレンジメント・デモンストレーション

 

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AFF中国 杜名誉委員長

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AFFシンガポール
David WANG委員長

(5) 企業訪問
7月19日(木) 9:30~11:30 株式会社サンエー・インターナショナル

 株式会社サンエー・インターナショナル本社を訪問し、同社が手掛けるブランドのご紹介、ブランドポートフォリオ戦略の公開および解説を頂くとともに、諸外国企業が日本市場に進出する際の留意点にも言及していただいた。ビジネス戦略の詳細を明らかにしたその内容は、参加したAFF海外メンバーに驚きと興奮をもたらした。その後、本社内の各セクションを訪れ、現場の様子を拝見した。

(6) 学校訪問
7月19日(木) 14:00~15:30 学校法人文化学園 文化学園

 文化学園国際交流センターを訪問し、ファッションリソースセンター、および、服飾博物館を内覧した。
参加者からは、校内に充実した環境を整え、次代のデザイナーやファッション産業を背負う人々を多数輩出する文化学園の方針や取り組みに関心の声が寄せられた。

≪ファッションリソースセンター概要≫
同センターは、学園の生徒に限らず、日本のファッション教育・産業界にも情報公開、交流を促し、世界のファッション情報センターとして機能することを目指す。
保有施設
『テキスタイル資料室』
常時、約8,000点の布地を保有。
ベーシックからトレンドまで多岐に渡り展示され、実際に触れて素材を確認することが出来る。
『映像資料室』
ファッション主要都市で開催されるコレクションの映像や画像を保有。
画像については、1946年まで遡ることが可能。
『コスチューム資料室』
同校生徒、著名デザイナーの作品や企業製品、各コンクール受賞作品など計約50,000点を収蔵。時代を捉える創作ヒントとして活用されている。

(7) JFW-International Fashion Fair 出展
7月18日(水)~7月20日(金) 東京国際展示場 西ホール4階

 各国で開催する催事を活用し、ビジネス交流の拡大を進めるというAFFの方針に基づき、AFFとしてJFW-International Fashion Fairに出展。AFFゾーンを構え、AFFメンバーコーナー、AFFコレクションコーナー、テキスタイルコーナーを設置した。

AFFメンバーコーナー

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AFF加盟国のメンバー企業による、ビジネッスマッチングのための合同出展ブース。
今回は、以下の韓国企業6社が参加し商談に臨んだ。

AFFコレクションコーナー

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AFFファッションショーに参加した各国デザイナーの展示商談ブース。
各国の伝統や生活文化を背景とし、現在のスタイルへと昇華させた“アジアンクリエイション”の数々を並べ、AFFが提案するアジアンファッションの素晴らしさを広くアピールすると共に、各デザイナーには、日本市場進出の足掛かりとなる場を提供した。

テキスタイルコーナー

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Japan Textileの未来 -Japan Textile Creation-
AFFセミナー第3部「ものづくり、アジアからの発信 -Japan Textileの未来-」で紹介されたテキスタイルの数々を一般社団法人日本テキスタイルデザイン協会の協力を得て収集し、それぞれの特長や生産者などの解説と共に展示した。日本の繊維産地で培われ卓越した技術と、世界に誇る美意識から生まれる独特の造形力によって生み出された様々なテキスタイルを多くの方にご覧いただき、その素晴らしさを国内外にアピールした
尚、今回展示したテキスタイルは、日本テキスタイルデザイン協会が付与する「J布」(※1)に認定されている。
※1 「J布」とは、日本文化に裏打ちされた「技術」と「感性」に優れたファブリックスの開発を促進し、暮らしの中でその良さを認知していくことを目的に、単なる偏狭な日本ブームや一過性のファッションではなく、テキスタイルをとおして連綿と次世代へ受け継がれる日本の文化を具現化する製品。

<協力企業・団体> 順不同
株式会社 安部吉 有限会社 志摩織物工場 羽生田織物 株式会社 齋栄織物 株式会社株式会社 黒沢レース 株式会社 ミタショー 新啓織物 小島染織工業株式会社 株式会社山崎ビロード 有限会社 絞染色 久野染工場 伊豆蔵明彦自然染織研究所 STUDIO SALT SHRINKAGE 杉村繊維工業 株式会社 妙中パイル織物株式会社 株式会社 中矢パイル 遠孫織布 株式会社 有限会社 小倉クリエーション 株式会社 ダイドーインターナショナル 有限会社 ルピナスデザイン研究所 帝人ファイバー 株式会社 東レ 株式会社 公益社団法人 京都染織文化協会 「プロジェクトZERO」 峯田織物 有限会社 ウラセ 株式会社 株式会社 おおまえ 有限会社 染コモリ 株式会社 サワダ 株式会社  薗部染工大野繊維 株式会社

 

 

 

 

 

 

 

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